略歴

大正大学大学院文学研究科博士課程（前期）社会福祉学専攻社会福祉学コース修了

学部ゼミナールの研究テーマと主な内容

[主なテーマ]社会福祉学（障害保健福祉）・緩和ケア（ターミナルケア）研究

[主な内容]熊澤研究室では、医療や福祉の現場で生じる課題に対するソーシャルワークを専門領域としています。

近年の課題として、「終末期医療における意思決定支援」「医療福祉におけるスピリチュアルケア」「地域福祉計画に対する政策的評価」「看護師や介護福祉士等の職員のストレス」などから研究をしています。

この演習では、皆さんがこれまで学習をしてきたことを踏まえ、援助者と当事者（医療者と患者）のズレ（考え方や受け止め方など）に着目し、「問い」をたてるための技法とその謎を解くための方法について学び、学習スキルの深化を図ります。最終的には、指導のもとに各自の問題意識から「問い」をたて、その答えを見つけるプロセスが歩めることを目標にします。

担当授業（大学院）

障害者福祉特論

大学院の講義内容

我が国の障害者福祉施策に影響を与えた思想、障害者福祉施策の変遷、援助の過程を学習しながら、障害の形成と障害者の自立、生活支援の諸施策、支援の実際・実績を分析し障害者福祉活動の担う課題、方向を考究する。

現在の研究課題

日本的看取りの再構築に関する研究

緩和ケア及び看取りにおける意思決定プロセスの倫理的・法学的側面に関する探索的研究

所属学会

日本仏教看護・ビハーラ学会、日本地域政策学会、日本仏教社会福祉学会、日本ソーシャルワーク学会、日本精神保健福祉学会、日本地域福祉学会、日本社会福祉学会