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経済学部 Faculty of Economics

教員紹介

天羽 正継 准教授
天羽 正継准教授 あもう まさつぐ
経済学部 経済学科
研究分野 : 財政学、地方財政論、財政金融史
学位 : 修士(経済学)(東京大学)
担当授業(学部) : 財政学Ⅰ・Ⅱ、市場と経済A、基礎演習、演習Ⅰ・Ⅱ

略歴

2003年3月 慶應義塾大学文学部人間関係学科社会学専攻卒業
2006年3月 東京大学大学院経済学研究科現代経済専攻修士課程修了
2010年9月 東京大学大学院経済学研究科現代経済専攻博士課程単位取得退学
2010年10月 東京大学大学院経済学研究科・経済学部特任助教
2013年4月 高崎経済大学経済学部経済学科専任講師
2015年4月 高崎経済大学経済学部経済学科准教授

学部ゼミナールの研究テーマと主な内容

[主なテーマ]現代日本財政の現状と課題
[主な内容]日本の財政は現在、様々な問題を抱えているが、そうした問題がいかなる経緯によってもたらされたのかを歴史的に理解するとともに、過去と現状を踏まえた上で、今後どのような財政改革が行われるべきなのかを考える。

ゼミナール紹介

現在の研究課題

現在の日本の財政システムがいかなる歴史的背景の下、どのように形成されてきたのかという問題意識から、地方財政、公債と金融制度、財政投融資と公共事業、予算制度などについて研究を行ってきた。今後は、こうしたシステムを背後で支えてきた「福祉国家」の政策思想が、戦前から戦時期、戦後にかけてどのように形成され、定着したのか、そして現在、どのような変容を被りつつあるのかを明らかにしていきたいと考えている。

主要な研究業績

  • 「日米構造協議と財政赤字の形成」諸富徹編『日本財政の現代史Ⅱ―バブルとその崩壊 1986~2000年』有斐閣, 2014年.
  • 「国債累積を支える金融メカニズム」持田信樹・今井勝人編著『ソブリン危機と福祉国家財政』第9章、東京大学出版会, 2014年(井手英策との共著).
  • 「日本の予算制度におけるシーリングの意義―財政赤字と政官関係」井手英策編著『危機と再建の比較財政史』ミネルヴァ書房,2013年.
  • 「『日本型福祉社会』論と企業中心社会の形成」井手英策・菊地登志子・半田正樹編『交響する社会―「自律と調和」の政治経済学』ナカニシヤ出版,2011年.
  • 「戦前期日本の地方債市場―流通市場を中心に」日本地方財政学会編『地方制度の改革と財政問題(日本地方財政学会研究叢書)』勁草書房,2010年.
  • 「起債市場統制と戦後債券市場の原点」『証券経済研究』第66号,財団法人日本証券経済研究所,2009年.
  • 「戦後地方債計画の形成」日本財政学会編『格差社会と財政―財政研究第3巻』有斐閣,2007年.

所属学会

日本財政学会、日本地方財政学会、日本金融学会、社会経済史学会

社会における活動・受賞歴等

  • 日本地方財政学会第8回佐藤賞受賞(2008年5月)
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