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経済学部国際学科の野崎謙二教授が、本年8月にブータン王国において、ブータン王国財務省とJICAブータン事務所の共催で行われた“Lessons from Japan: A Japanese growth miracle"にて“Japan’s economic history and its development: Factors leading to Japan’s rapid growth and the role of government"というタイトルで講演を行いました。
このプロジェクトは、現在急速な経済成長を目標と掲げるブータン王国に日本の経済成長の経験を伝えることを目的として行われたもので、ブータン王国のLekey Dorji財務大臣をはじめ、JICAブータン事務所の山田智之所長ほか多くの財務省関係者が参加しました。
日本からは、野崎教授の他、名古屋大学大学院経済学研究科の柳原光芳教授と東北学院大学経済学部の篠崎剛教授が招聘されました。その中で野崎教授は明治期の日本の産業近代化にかかる政策や第二次世界大戦後の復興政策を解説し、活発な議論が行われました。また、セミナーの前日には、財務大臣、マクロ財政部の局長、内閣官房の戦略調整局長と個別にミーティングを行い、ブータンと日本の経済政策について意見交換を行いました。
(今回の訪問の様子は、ブータン王国財務省のFacebookに掲載されました。)