研究活動 Research Activity
主として大学と地域・社会との連携の工夫改善に関するテーマ
学部理念を基礎とした地域・社会との連携
地域政策学部
地域政策学部教務委員長・教授 大宮 登
本取組は、地方分権時代の人材育成をめざして、平成8年度に我が国で初めて設立した地域政策学部を基盤に、学部理念の「個性豊かな地域づくりを担うリーダーの養成」を目標とした地域・社会との連携の取組である。
本学部は、大学と地域・社会との連携をより一層深めるために、学生、教員、附属機関が有機的な連携を取り、自治体やNPO、市民等と協力し、数多くの意欲的で斬新な取組を総合的な視点に立って実践している。地域・社会との連携は、インターンシップや公開講座などの事業を単発的に行うだけでは、継続的効果は期待できない。本学部では、教授会、大学院、地域政策研究センター、産業研究所、情報センター、日本地域政策学会等が有機的に連携し、
(1)体験実習及び地域連携講座
(2)学生の社会活動参加
(3)地域課題解決・生涯学習支援
(4)教員の社会貢献活動
という4つの柱を軸に、総合的に地域連携に取り組み、確実に自治体や市民等の地域・社会から高い評価と信頼を受け、多くの委託事業やボランティア事業を実施するに至っている。