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経済学部 Faculty of Economics

教員紹介

木下 まゆみ 教授
木下 まゆみ教授 きのした まゆみ
経済学部 経営学科
研究分野 : 教育心理学、社会心理学
学位 : 博士(人文科学) お茶の水女子大学
担当授業(学部) : 心理学、教育心理学、教育測定及び方法、日本語リテラシーⅠ、教職実践演習(中・高)、基礎演習、演習Ⅰ・Ⅱ

略歴

1997年 3月 お茶の水女子大学文教育学部卒業
1999年 3月 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(博士前期課程)修了
2002年 3月 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(博士後期課程)単位取得退学
2002年 4月 日本学術振興会(PD)
2005年 4月 高崎経済大学経済学部専任講師
2008年 4月 高崎経済大学経済学部准教授
2016年 4月 高崎経済大学経済学部教授

学部ゼミナール

ゼミナール紹介

担当授業(大学院)

教育心理学研究、教育心理学特論

大学院の講義内容

「学び」の教育心理学は、神経科学の進展をベースに、古典的な学習理論と認知的アプローチを発展的に統合する方向に変わり始めています。本講義では、これまでの「学び」に関する研究枠組みの変遷を追い、現在の動向の把握を目指します。

現在の研究課題

協同学習に関する教育心理学的研究として、集団討論における「聞き手」の非言語的行動(視線や微笑、相づちなど)の役割について検討を行っています。特に、個人間に生じる動作の同期性を明らかにするため、動画データを質的・量的に分析しています。教育心理学は、基礎心理学の応用分野とみなされることが多いのですが、教育上の人間行動から、一般的な行動に関する理論を提案できるのではないかと試行錯誤しています。

主要な研究業績

  • [『抑うつからの回復-合理的思考の効果に関する実証的研究-』,単著,風間書房,2006
  • 『青年期発達百科事典 第2巻(29章「スポーツへの参加」担当)』,翻訳,丸善出版,271-281,2014
  • 「ディスカッションを中心とした学習の教育效果(2): 聞き手による言語的・非言語的応答の発言統制機能」, 『高崎経済大学論集』,単著, 58,47-54,2015
  • 「良い議論はいかに生じるか――集団討論における発言の方向性とターンテイキングの視覚化」, 『高崎経済大学論集』,単著, 60,181-190,2018
  • 『心と付き合うための心理学』,単著,北樹出版,2019

所属学会

日本心理学会、日本教育心理学会、日本社会心理学会、日本パーソナリティ心理学会、社会言語科学会、日本協同教育学会、日本行動計量学会

社会における活動・受賞歴等

  • 2007年 9月~2011年9月  日本パーソナリティ心理学会常任編集委員
  • 2012年10月~現在 日本パーソナリティ心理学会理事
  • 2016年 2月~現在 日本パーソナリティ心理学会常任編集委員
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