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経済学部 Faculty of Economics

教員紹介

加藤 健太 教授
加藤 健太教授 かとう けんた
経済学部 経営学科
研究分野 : 日本経営史
学位 : 経済学博士(東京大学)
担当授業(学部) : 戦後日本経営史、戦前期日本経営史、外国経営史、基礎演習、演習Ⅰ・Ⅱ

略歴

1994年3月 青山学院大学経営学部経営学科 卒業
1996年3月 明治大学大学院経営学研究科修士課程 修了
1998年3月 東京大学大学院経済学研究科修士課程 修了
2004年4月~2007年3月 千葉商科大学商経学部 非常勤講師
2005年4月~2007年3月 東京大学大学院経済学研究科 COE特任研究員
2007年4月~2010年3月 高崎経済大学 講師
2009年3月 東京大学大学院経済学研究科博士課程 修了
2010年4月~2017年3月 高崎経済大学 准教授
2017年4月~ 高崎経済大学 教授

学部ゼミナールの研究テーマと主な内容

[主なテーマ]企業のケース・スタディ

[主な内容]ゼミでは、特定の企業の経営行動をいろんな角度から調べて、レポートや論文を書いて、発表することを主な活動にしている。その際、ゼミ生には歴史的アプローチをとることと、現代の企業を取り巻く問題との関連性を重視してもらっている。

ゼミナール紹介

現在の研究課題

研究課題の1つは、利害関係者の主張に光を当てながら、戦前期日本の産業政策の実態を解明することである。具体的には、自動車産業を主な対象にして、「政策パッケージ」の視点から全体像を示すとともに、①関税政策、②許可制の導入、③使用奨励を通じた需要の喚起、④補助金といった個別の施策を取り上げて、それらの政策過程を分析している。その際、商工省や鉄道省、陸軍省、大蔵省など関係省庁だけでなく、自動車および同部分品の製造業者、業界団体、経済団体など民間の経済主体の動向にも注目している。

主要な研究業績

  • 「SMエンタテインメントのグローバル戦略と日本市場」(韓載香との共著)橘川武郎・久保文克・佐々木聡・平井岳哉編『アジアの企業間競争』文眞堂、2015年。
  • 「コンテンツ―ルフィは日本経済の救世主になれるか―」(単著)橘川武郎・板垣暁・平野創編『日本の産業と企業―発展のダイナミズムをとらえる―』有斐閣アルマ(第16章)、2014年。
  • 『ケースに学ぶ日本の企業―ビジネス・ヒストリーへの招待―』(大石直樹との共著)有斐閣、2013年。
  • 「電力国家管理と宇治川電気―経営者・林安繁と株主の対話―」(単著)『エネルギー史研究』第34号、2019年3月。
  • 「戦間期日本の産業政策と自動車工業―政策パッケージの変容(1)(2・完)―」(単著)『高崎経済大学論集』第62巻第1号・第2号、2019年6月・9月。

所属学会

経営史学会、社会経済史学会

社会における活動・受賞歴等

  • 経営史学会幹事(2009年1月~2012年12月)、経営史学会評議員兼学会賞選考委員(2015年1月~2018年12月)
  • 経営史学会賞(2007年)
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