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経済学部 Faculty of Economics

教員紹介

王 亦菲 講師
王 亦菲講師 おう いひ
経済学部 国際学科
研究分野 : ロジスティクス、サプライチェーン・マネジメント、流通論
学位 : 博士(経営学)法政大学
担当授業(学部) : 国際物流論、国際経営戦略論、アジアビジネス論、基礎演習

略歴

2004年6月 (中国)南京農業大学公共管理学部 卒業
2017年3月 法政大学経営学研究科 修士課程 修了
2023年3月 法政大学経営学研究科 博士後期課程 修了
2025年4月 高崎経済大学経済学部 講師

学部ゼミナールの研究テーマと主な内容

[主なテーマ]企業経営におけるロジスティクスの重要性
[主な内容]グローバル経済は今後も成長を続けると予想される一方で、経営環境の不確実性は一層高まり、従来のサプライチェーンの脆弱性が顕在化しております。こうした状況の中で、企業にとっては、強固なサプライチェーンと、それを支える最適なロジスティクス・システムの構築が不可欠です。本ゼミでは、ロジスティクス戦略およびロジスティクス・マネジメントに関する専門知識を習得し、企業経営におけるロジスティクスの役割について多角的に考察しております。特に、グローバル化やプラットフォーム化といった多様な視点から企業経営におけるロジスティクスの課題を分析する能力の養成を目的としております。

ゼミナール紹介

現在の研究課題

グローバル化の進展や多品種少量生産といった市場環境の変化により、物流の効率化は企業の競争力に直結する重要な要素となっています。しかし近年では、人手不足、環境問題、燃料費の高騰といった複合的な課題に直面しており、企業が物流の効率化を実現することは容易ではありません。こうした状況の中、共同物流はこれらの課題に対する解決策の一つとして注目されています。しかしながら、業界間の特性の違いや企業間の競争関係といった要因により、共同物流の構築には多くの困難が伴います。そのため、共同物流の構築プロセスや構成要素、さらにその促進要因および阻害要因を明らかにすることが、重要な課題と考えています。

主要な研究業績

  • 「中国農村部におけるECクラスター形成要因に関する研究:QCA アプローチ」 『中国経済経営研究』 Vol.05.No.2 2022年
  • 「自動車部品の荷姿最適化の規定要因に関する研究:質的比較分析(fsQCA)によるアプローチ」(共著) 『オペレーションズ・マネジメント & ストラテジー学会論文誌』 Vol.11,No.1 2021年
  • 「B2Bプラットフォーム型流通企業と中国流通革新〜星利源社の事例研究〜」『 イノベーション・マネジメント』Vol.16 2019年

所属学会

国際ビジネス研究学会、日本物流学会、中国経済経営学会

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