地域政策学部 Faculty of Regional Policy
地域政策学部長 佐藤 彰彦
地域政策学部は、1996年に日本で初めて創設された「地域」系学部です。グローバル化という概念が広まって久しいですが、近年のコロナ禍という世界的事象を含め、私たちが暮らす社会は急激な変化を続けています。そんな中にあって、「地域」とはどのような意味を持つのでしょうか。
「地域」という言葉は多義的で曖昧ですが、私たちの生活に密着し、生活に不可欠な社会(=空間)を反映しています。その集合体が国となり、さらに世界をかたちづくっているのです。地域政策学部で学ぶことは、足下の地域に根を張り、日本という国や世界を深く知り、創っていくことに繋がります。
現代社会に潜むさまざまな問題を発見し、その解決に向けて、他者と協力し合い、解決策を導き出し、行動する。それが地域政策学部の教育方針です。こうした学びを通して、すでに多くの卒業生が全国や世界を舞台に活躍しています。
社会への問題意識と学びに対する探究心をもった皆さんが、本学部の門戸を叩いてくれることを願ってやみません。