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大学院 Graduate Programs

特別講義

地域産業界への貢献と、今後につながる受講者間のネットワーク構築の機会として、特別講義を行っています。

2022年度

地域産業応援編「脱炭素時代の地域産業を考える」

2022年度は、経営者または企業にお勤めの方を受講対象として、次の趣旨により開講しました。

<なぜ、今、脱炭素なのか ― 講義趣旨 ―>
 地球の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるために、日本は、2050年に温室効果ガスの実質排出ゼロ(ネットゼロ)と、2030年に2013年度比で46%削減することを公約。今年7月には、産業革命以来の化石燃料中心の経済・社会、産業構造をクリーンエネルギー中心に移行させ、経済社会システム全体を変革するGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議が動き出しました。この変化はすでに地域産業にも大きな影響を及ぼし始めています。そのリスクを機会に変え、脱炭素社会の実現に群馬から貢献するためにどうすればよいのか、第一線のキーパーソンと共に考えます。
 

■開講日

 開講日時講師テーマ
10/8(土)倉阪秀史氏
(千葉大学大学院社会科学研究院教授)
地方創生と脱炭素の同時解決に向けて
- 未来カルテとカーボンニュートラルシミュレーター -
10/22(土)吉高まり氏
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社フェロー プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト)
サステナブル地域戦略
11/5(土)梶川文博氏
(経済産業省環境経済室長)
経済産業省が進めるカーボンニュートラル政策の取組について
11/19(土)櫻井裕之氏
(東和銀行副頭取)
カーボンニュートラルに向けた"地域金融機関の取組み"

※コーディネーター 水口剛学長


■受講者の声(受講者アンケートより一部抜粋)
・異業種の方々から様々な視点から意見をうかがうことが出来ました。また、脱炭素を現実に身近のものとして捉え地域企業としても取り組まなければならないという使命感や危機感を痛烈に感じました。当社としても循環型経済の橋渡し的な役割を果たせるのではないかという、ヒントも得られました。
・専門的な知識が得られたことと、いろいろの業種の方と接点が持てた事が良かったです。
・脱炭素化という漠然とした文字は理解していたが、グループトーキング等を通じて様々な方の関心度の高さに感銘を受け、自らも積極的に取り組まなければならないと確信致しました。

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