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大学院 Graduate Programs

研究科長メッセージ

地域政策学の最高学府へ、ようこそ

地域政策研究科長 櫻井 常矢

 地域政策研究科は、博士前期課程、博士後期課程を有した社会科学系大学院です。当研究科は、2000年4月1日の地方分権一括法の施行日に設置され、我が国の地方分権の歩みとともに教育と研究の両面において着実にその歩みを進めて参りました。この間の修了生は、博士39人、修士327人におよびます。

 地域政策学は、学際的・複合的な特質を備えた総合的学問です。当研究科では、こうした特質を活かした5つの研究領域を設定しており、隣接した学問の集中的履修、そして他領域にも横断的に挑戦できることが特徴です。修了時に履修成果をコース認定するなど、出口を意識したカリキュラム編成によって、地域社会に貢献できる有為な人材養成に取り組んでいます。

 博士前期課程の標準修了年限は2年ですが、社会人向けの「長期履修制度」や学部からの進学者には「早期履修制度」を整え、じっくり時間をかけて学びたい人にも、短期間で効率的に修了を目指したい人にも対応できる環境を整えています。博士後期課程では、研究者および高度専門職業人の養成を目的として5人の定員を設け、「地域政策学」および「学術」の学位を授与しています。このように、研究科全体として各人の学ぶ意欲を重視した多様なオプションを備えていることになります。

 コロナ禍の現在、人びとの労働や地域のくらしをめぐる関係の分断など、社会に潜在化する根深い課題が露呈すると同時に、「ニュー・ノーマル」「新しい生活様式」への社会的模索もまた続いています。今こそ冷静かつ客観的に、独自の仮説や確かなエビデンスによって地域・社会のあり様を問う地域政策学の役割発揮が求められています。

 ぜひ皆さんも私たちとともに、この地域政策研究科で学んでみませんか。

 

このページに関するお問い合わせ先
教育グループ 教務チーム(事務棟1階)
・電話:027-344-6264 ・メールはこちら
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