もともとは金銭的な理由などから留学を諦めていましたが、2年生の秋に自分の目標を超えるTOEICスコアを取得した際、実際に英語が使えなければ意味がないと考え、留学を決意しました。大学の充実した助成金制度を利用させていただき、アルバイトにも励みました。大学のEnglish Cafeのプライベートレッスンに通って少しずつ話す練習もしました。そうして念願だった初の留学を迎えました。
アイルランドのダブリンに着いてからは、見るもの全てが新鮮で、食事や市内の観光名所を巡るツアーなどのアクティビティも楽しむことができました。しかし、授業やホストマザーとの会話などにおいて予想以上に言葉の壁を痛感しました。自分の伝えたいことを上手く伝えられないもどかしさを感じたり、相手の話している内容が理解できない、聞き取れないことで落ち込んでしまうことも多かったです。それでも、日本ではなかなか体験できないことなので、この困難も自分の糧になるのだと前向きに考えました。クラスメートとの会話に挑戦してみたり、夕食中にホストマザーにその日何をしてどう感じたかを説明したり、様々な国籍の英語学習者が集まるイベントに参加するなど、諦めずにコミュニケーションを取る努力を続けました。
最も思い出に残っているのは、台湾人、韓国人のクラスメートと仲良くなり、ダブリンの街で一緒にショッピングをしたり、アジア料理店で食事をしたことです。同じアジア人で年齢も近いということもあり、音楽やドラマなど、共有できる話が多く、盛り上がりました。味覚も似ているためか、料理を分け合って食べることも非常に楽しかったです。彼らがいたお陰で私の留学生活がより良いものになったと、本当に感謝しています。そして今でもSNSを使ってやり取りを続けており、生活の様子を伝え合ったり、お互いに英語を学習するために協力し合っています。
3週間という短い期間ではありましたが、英語を学ぶための素晴らしい環境に身を置くことができました。この留学で終わりではなく、これからも英語を学び続けて、コミュニケーションツールの一つとして使えるようにしたいです。
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