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国際交流・留学 International Exchange

2019年度派遣 ドイツ ルートヴィヒスハーフェン経済大学 川越 雄斗(経済学部4年)

 私は、LUBSに約7か月間留学していました。本体験談では、大学・友人・旅行の三点に絞り現地での生活について紹介していきます。

 はじめに、大学についてです。LUBSは、経済学及び経営系の単科大学です。留学生が履修できる講義として、経済・経営系の科目だけではなく、言語系(ドイツ語・英語)や国際政治系の科目も開講しております。私は、国際政治系の科目群を中心に計6科目履修しました。講義の難易度ですが、率直に言うと、難しかったです。欧州各国の政治的決断(欧州統合やユーロ危機、難民危機における)について、“Why"と“How"を用いて理論的に分析していく講義で、毎週のプレゼン準備やディスカッションに苦戦していました。また、一緒に履修したアルバニア人やポーランド人の友人の知識の深さには一目置くところがあり、彼らに追いつこうと日々必死になって勉強していた覚えがあります。

 次に、友人についてです。基本的には、留学生間の交流が多いです。LUBSでは、約80人の留学生が在籍しており、東アジア(日本・韓国)から約20人、中東から約20人、そして残りの約40人が欧米各国からの留学生で構成されていました。留学生が比較的少ない大学だったため、全員と交友関係になれました。交流の場は、大学や学生団体が中心に催してくれますが、留学生同士のパーティーも交流の機会の一つです。私は、フラットメイトのベルギー人と協力してほかの留学生を大勢誘い、大規模なパーティー開いたり、バーに行ったり、クラブに行ったりしていました。最も刺激的だったのは、Beerpong Tournamentを開催した時です。各国のお酒文化にどっぷり浸った忘れもしない良き一夜でした。

 最後に、旅行についてです。ドイツは、地理的に欧州の中心に位置しています。フランスやスイスなど合わせて9か国と国境を接しており、欧州旅行をするには最適な場所に位置する国です。ルートヴィヒスハーフェンの隣街であるマンハイムには、比較的大きい駅・バス停があり、電車やバス一本でどこにでも行くことが可能です。加えて、フランクフルト空港からは、イギリス海峡を越えてダブリンやロンドンにも格安で行くことができます。私は、多国籍な友達と旅行をすることが多かったです。そのとき最も苦戦するのが、金銭感覚です。私の友達は、アルバニア人、ベルギー人、アメリカ人の計四カ国8人で構成されていたのですが、個人の金銭感覚は母国の経済レベルにある程度影響されます。アルバニアは欧州最貧国ともよばれ、平均月収4万円程の国です。そのため彼らは、少し高い入場料がかかる施設には意地でも入らなかったり、宿泊代を浮かすために日帰りにしたりするので、彼らへの妥協と我慢が大変でした。ただ、こういう“摩擦"を知り、理解し、「寛容の精神」で受け止めることは、長期留学の一つの醍醐味だと思います。

 終わりに、帰国してから「留学で最も学んだことは何?」と頻繁に質問されます。答えられるわけがありません。現地で体験したことの多さ、深さは計り知れないからです。留学をすると世界観が変わるとよくいわれていますが、実際はそうではありません。正確には、広がるのです。今まで見聞きしたことのない世界で、異文化を感じ、それを寛容に受け止めることで、自分の既存の世界観に彩を与えてくれます。もしかしたら、それに気づけたことが、「留学で最も学んだことは何?」への答えになるかもしれません。

このページに関するお問い合わせ先
国際交流センター(教育グループ 国際交流支援チーム)(事務棟1階)
・電話:027-344-7895 ・メールはこちら

International Center
(Education Division, International Support Section)
(Location: 1st Floor, Administration Building)
Phone: +81-27-344-7895 Email: international-c@tcue.ac.jp

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